オヤビッチャ (Abudefduf vaigiensis)

ダイビングをちょっと長くやっている人ならほとんど知っている、メチャクチャ普通のスズメダイです。乱暴に言ってしまうとロクセンスズメダイの背中が黄色い版。一緒に混じって群れている時も多いし、人間に餌付けされてしまっている行動パターンも同じです。唯一の見せ所?は婚姻色(写真)。普段は白と黄色と黒だけの大したことのない体色が、繁殖に当たっては蛍光ブルーの色彩を帯び、なかなか綺麗になります。岩壁に沢山産み付けられた卵も紫がかって微妙な色合いが美しい。残念なことに、卵を良く見ようとして近付くと親が怖がって逃げてしまい、その隙にベラなどがガッと集まって来て卵を食べてしまうのです。可哀そうに。『申し訳ない事をした』と反省するのですが、でもまた卵は見たい。そのうち罰が当たるんじゃないか、と心配しています。