キビレブダイ (Scarus javanicus)

このエリアで見られるブダイの種類は多くありません。と言うより熱帯の海としてはかなり少ない気がします。大体において、ブダイというものは“似たりよったり”という先入観があるせいか、どうしても種類や名前を調べようという意欲が湧きません。お客様もベテランのダイバーはあまり興味を示さないし、ビギナーさんは『あの色のきれいな魚はナンですか?』と聞きたがるのですが、どんな模様だったかまでは説明してくれないので、答える方も「ブダイの仲間です」で終わってしまいます。それで済んでしまうから、結果として覚える気も湧かず写真も頑張って撮ろうとはしない(そこそこのサイズなので、いつでも撮れるような気にもなってしまう)、写真も無しでは名前も調べられない、という悪循環です。その中で数少ない被写体、雌のキビレはわかるけれども、雄はちょっと決め手が有りません。が、体側の色が鮮やかなので見分けはつきます。