サムイ島案内

サムイ島はタイ湾に浮かぶ80余りの群島の中核をなす、プーケット、チャーン島に続く国内で3番目に大きな島です。椰子の木に囲まれた島ということから、別名ココナッツ・アイランドと呼ばれています。近年急速にリゾート開発が進んでいますが、サムイ島では自然の景観を守るため、ココナッツの木より高い建物を作ることを禁じています。自然と一体化したリゾート造りはプーケットと一味違う魅力をもたらし、観光のみならずリタイア後の住処として欧米や日本でも注目を集め始めています。

ダイビングスポットとして名が知られだしたサムイ島ですが、島の周辺は遠浅でダイビングには向きません。サムイ島発のダイビングツアーはスピードボートを利用して隣のパンガン島沖合にあるセイルロックやタオ島に出かける一日ツアーとなります。

 サムイ島へのアクセス

 島内交通事情

 エリア情報

 お役立ち情報


 サムイ島へのアクセス

サムイ島へのアクセス方法は大きく分けて空路・陸路の2パターンとなります。サムイ島は本土との連絡橋がありませんので陸路利用の場合はバスor電車で本土側の港まで移動、そこからはフェリーでサムイへ渡る必要があります。大抵の場合フェリーチケットを合わせたジョイントチケットとして販売されてます。

何といっても早くて便利なのがサムイ空港発着フライト。バンコクエアウェイズ社が1日10~15便ほど、タイ航空が1日2便バンコク⇔サムイ間を往復しています。その他シンガポール、クアラルンプール、香港、広州なども国際線が就航しています。バンコク⇔サムイなら片道1時間~1時間半のフライト(機材による)であっという間に到着します。乗り継ぎが容易く、スケジュールを立てやすいのも魅力です。

 スラタニ空港経由

サムイ空港はバンコクエアウェイズ社の私設空港ですのでサムイ行きのフライトは格安航空会社は就航しておりません。その為航空運賃が他の路線よりも高いのが悩みの種。空路は利用したいけれど安く上げたい人にお勧めなのがこちらの路線。タイ航空、エアアジア、ノックエアなどがバンコクやシンガポール、マレーシアなどの周辺国からスラタニ空港へ各社1日数便飛んでいます。スラタニ空港からサムイ島まではバス+フェリーを利用しての移動となります。

航空会社によってはスラタニ空港→サムイ島までのバス+フェリーを含めたIsland Transfer付のチケットも販売されています。乗り継ぎの心配な方はそちらをご利用ください。またスラタニ空港出口には各フェリー会社のチケットカウンターがずらっと並んでいますので、到着後にサムイ島行のジョイントチケットを購入することも可能です。

  • スラタニ空港
  • (約1時間30分)
  • ドンサック港(スラタニ)
  • (フェリー1時間半、高速艇45分)
  • サムイ島(リパノイ港、ナトン港、バンラック港)到着

この方法を使うと料金はバンコク→サムイの場合で片道約2000バーツ前後と安く上がりますが、難点はどの航空会社も乗り継ぎの良いのは1日2便ほどと時間が限られること。航空券を購入する前にサムイ島まで乗り継げるフェリーが有るか確認下さい。また乗り継ぎが多いので小さなお子連れやお荷物の多い方にはあまり向きません。

 バス・電車でのアクセス

飛行機よりも安く上げたいが複雑な乗り継ぎは不安、という人におすすめなのがバス&フェリーを利用したこの方法。夜行バスが基本なので夕方バンコクを出発して翌朝サムイ着と移動時間はかかりますがそれほど気にもなりません。

出発場所はバンコクのカオサン通りや南バスターミナル(サーイタイマイ)、北バスターミナル(モーチットマイ)など。基本の到着場所は島の西部リパノイ港またはナトン港。港からチャウエンやラマイビーチへの移動は約1時間です。

同じ夜間移動でも寝台車を利用すればバスよりずっと快適に移動が可能です。バンコクのホアランポーン駅から南線(スラタニ,ハジャイ方面行き)列車をご利用下さい。スラタニまでは約12時間程かかります。但し電車⇒バス⇒フェリーと乗り継ぎが増える上、定刻どおりに着かないことがほとんどで、車内アナウンスもない場合がありますのである程度旅慣れた人におすすめ。スラタニからサムイへはスラタニ駅でジョイントチケットが購入可能です。


 島内交通事情

島内の移動に使われるのは主にタクシーもしくはソンテウと呼ばれる乗り合いバン。近距離や路地の中などはバイタク(バイクタクシー)の利用も便利です。レンタルバイク、レンタカーも多く利用されていますが、日本に比べると道路はまだまだ未整備の個所が多く、スリップや衝突事故が多いのでご注意ください。

 TAXI
Merter Taxiの表示が付いていても実際にはメーターを使用しおらず、実質料金交渉制となっています。
料金の目安は最低でも200B位~。チャウエン~空港へは400バーツ前後。ソンテウの走ってない区間や夜間・早朝は料金が高めとなるので、確認してから乗車されることをお勧めします。
フェリー乗り場や大型スーパー・ショッピングセンターには行先毎の料金表を持ったタクシードライバーが待機しています。
 ソンテウ(乗合いバン)
エンジ色の屋根付きピックアップバンがソンテウと呼ばれる庶民の足。昼間は決められたルートを走る路線バスがほとんどですが、夜間はすべて乗り合いタクシーとなります。
料金の目安はチャウエン内20~30バーツ、チャウエン~ショッピングセンターだと30~50バーツ、チャウエン~ナトンで100バーツぐらい。ルート外を走る際、夜間の際は料金交渉制となります。
 レンタルバイク
安上りであちこち見て回るのに便利なのがレンタルバイク。基本は24時間単位のレンタルで、料金はギア付きのカブタイプで150~200バーツ、ギアの付いていない原付タイプで200~300バーツ程。
ガソリンは自己負担となるので借りた際には殆ど入っていないので要注意。借りる際には保証の為にパスポートを預けさせられるところがほとんどです。
タイ人はノーヘルで走り回ってますが、もちろん違反です。安全のためにも必ずヘルメット着用ください。また紫外線が強いので日焼け対策に上着(長袖)の着用をお薦めします。悪路が多い上、砂が多くスリップしやすいのでスピードの出しすぎにもご注意ください。

 エリア情報

旅行客の多くが集中するのが島の北東部、サムイ空港を中心とした周辺地域となりますが、各ビーチによって特色がありますのでご旅行目的やスケジュールに合わせて滞在地を選ばれることをおすすめします。
特に注意が必要なのが島での交通手段。レンタカーやレンタルバイクを借りられる予定の方はいいですが、公共交通手段となるとバス(ソンテウ)は路線が限られる上に時刻表はありません。またタクシーでの移動は近距離でもかなり割高になりますので、その点も考慮が必要です。それぞれの地域の特色を簡単にご紹介いたします。

Chaweng Beach
サムイ島一番の繁華街がこちらチャウエンビーチ。ホテルもより取り見取り、老舗高級ホテルから安宿までご予算に応じてお選びいただけます。チャウエンビーチは南北に長く連なっており、一番賑やかなのが中心の一方通行の区域。それより北もしくは南に外れるほど喧騒から外れます。
Chaweng Noi Beach
チャウエンビーチのすぐ南、チャウエンノイビーチは一転して静かな中~高級リゾート地域となります。チャウエンの喧騒を離れて落ち着いて滞在されたい方にはおすすめ。リゾート周辺にはほとんどなにもありませんが、メインロードにはチャウエンビーチ行きのバス(ソンテウ)も走っていますので移動はそれほど難しくありません。
Choeng Mon Beach
チャウエンビーチの北、島の北東端に位置するこの地域は高級ホテルが立ち並ぶ地域として有名です。殆どのホテルはリゾート内ですべてが賄われるようになっていますので、ハネムーンなどリゾート内でのんびり過ごされたい方にお勧めです。逆を言うと繁華街に出るにはホテルの送迎車もしくはTAXI利用となり、料金もお高くなりますのでご注意ください。
Bangrak(Big Buddha) Beach
観光名所で有名なBig Buddha周辺のこの港町からスノーケルツアーやダイビングツアーのボートのほとんが出港しています。タオ島行のフェリー(Seatran Discovery)やフルムーンパーティー会場で有名なパンガン島・ハードリン港行きのフェリー(Haad Rin Queen)の桟橋があるのもこちらです。空港からも近く、ビーチに面したリゾートでも比較的低予算で宿泊できるところが殆どですので、タオ島宿泊の際のトランジットとして利用されるのには最適です。また周辺は決して賑やかではないですが、困らない程度にはレストランやバーが揃っていますので、のんびりとローカルに混ざって滞在されたい方にもおすすめです。
Bophut Beach
古くからの中級ホテルの立ち並ぶボプットビーチですが、Fisherman's Villageは近年再開発されどんどんオシャレなお店や客室数10室以下のプチホテルが立ち並んでおり、若いカップルや女性同士の旅行にお勧めです。毎週金曜日の夕方にはウォーキングストリートが開催されますので、是非一度覗いてみてください。数年前にOPENしたThe Wharf Samuiというショッピングモール内にはシーフードで有名なサビアンレーレストラン(3号店)やCoCo Tam's(バー)などの人気店も。
Mae Nam Beach
ヨーロピアンの好むメナムビーチは喧騒を離れてのんびりと長期滞在されたい方にお勧めです。周回道路から離れた場所にあるホテルも多いので、レンタカーやレンタルバイクがあった方が便利です。Mae Nam Pierのある中心地はオシャレなお店やレストラン、安宿も集まっており、毎週木曜日にはウォーキングストリートが開催されます。またタオ島行きのフェリー(LOMPRAYAH)がメナムビーチの外れ、Pralarn Pierから発着しております。
Lamai Beach
島の南東に位置するラマイビーチはチャウエンビーチに続いて賑わう、バックパッカーお気に入りの地域。ラマイビーチ中心は中級~安宿が多いですが、チャウエンよりのナン岬にはルネッサンスやシラバディー、バンヤンツリーといった高級リゾートが集中しています。ラマイビーチロードでは毎週日曜日にウォーキングストリートが開催されています。
Nathon Town
島の西部にあるナトンタウンは行政の中心地域。役所や公立病院などが集まっている他、本土行きのフェリーの殆どがここから発着しています。Air AsiaやNok Airなどを利用してスラタニ空港経由で来られる方、バンコクから列車やバスを利用して来られる方はここかもう少し南に下ったLipa Noi Beachのどちらかの港に到着となります。港周辺にはバックパッカー目当てのホテルもあります。ここからもLOMPRAYAH社を初めとしたパンガン島やタオ島行きのフェリーが出ているので、トランジット地としても利用できます。ナトン港からサムイ空港やチャウエンビーチまではタクシーで約40分~1時間ぐらいです。
その他のビーチ
メナムビーチ以西~ナトンタウン、またラマイビーチ以南~ナトンタウンの地域はまだ昔ながらののんびりとした田舎町といった光景が残っています。所々に超高級リゾート地がある他は、低価格なリゾートやバンガローがあり、喧騒を離れてのんびりと滞在されたい方におすすめ。但し交通の便は良くないので、レンタカーやレンタルバイクの利用をお勧めいたします。

 お役立ち情報

サムイ島内には大型スーパーやショッピングセンター、コンビニやミニマートなど買い物をする場所には事欠かず、大抵のものは手に入ります。大型スーパーや大きなレストランではクレジットカードも利用可能です。
観光客の殆どが朝からダイビングやスノーケルツアーを初めとしたオプショナルツアーに出かけるので、サムイ島の朝はゆっくりです。観光客向けのレストランやお土産店は10~11時過ぎからオープンするところが殆ど。ツアーに参加されない場合は午前中は街中へは出かけず、ホテルでのんびり過ごすことをお勧めいたします。
逆に夜は屋台のフードコートやウォーキングストリート、ムエタイ観戦、おかまショーやビーチバー等遅くまで賑わっています。比較的治安もよく、帰りのタクシーやソンテウなども捕まえやすいので是非出かけてみてください。